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TMHX-CME0250(E) シリーズ
遮光フード付きタイプ

鏡面用 放射温度計
TMHX-CME0250(E) シリーズ
遮光フード付きタイプ

発売:2015年11月

販売中

鏡面用 放射温度計 TMHX-CME0250(E)シリーズは、低放射率な光沢がある金属のために開発された放射温度計です。これまで難しいとされていた鏡面ローラやアルミニウムなどの低温域(50~250℃)の 温度測定において、塗料やテープを貼らなくても測定が可能となりました。

温度範囲:50℃~ 250℃

ピカピカした金属でもあきらめないで

低放射率な光沢がある金属のために開発された放射温度計です。
これまで難しいとされていた鏡面ローラやアルミニウムなどの低温域(50~250℃)の 温度測定において、塗料やテープを貼らなくても測定が可能となりました。

 

~TMHX-Cシリーズ共通特長~
◆性能と安定性が大幅アップ◆測定部分の位置合わせが簡単◆設置環境を選びません
◆豊富なバリエーションの表示器・設定器◆コスト削減に◆安心の長寿命◆CEマーキング適合

★取扱説明書は日本語版・英語版がダウンロードできます。

表示・設定オプションリンク

型式 温度範囲 実効波長 測定距離 標的サイズ 応答速度
TMHX-CME0250-0020E004 50~250℃ 2.0~6.8μm 20mm φ4mm 0.05s~

特長

製品の特長

  • 通常困難とされる低温×金属の測定が可能になりました

    低温の物質を測定する場合は長い波長を利用する放射温度計が適しています。

    しかしながら、金属の温度を測定する場合には、その温度で検出が可能なできるだけ短い波長を利用した放射温度計を選んだ方が放射率の変化に対する誤差を小さく押さえることが可能です。

    そこで、ジャパンセンサーではバランスを考え 2.6~6.8μmの波長を使用する事により低温×金属の通常困難とされる温度測定を可能にしました。

  • 塗料やテープを貼らなくても金属の温度が測れます

    低温の光沢金属を放射温度計で測温する場合、反射光などの影響を考え一般的に、あらかじめ放射率がわかっている塗料を塗るか、テープを表面に貼り付けて測定します。

    TMHX-CME0250(E) シリーズなら塗料の塗布やテープを貼る事が難しいワークでも非接触で温度測定できます。

  • より正確な温度を測定

    遮光フードにより、外乱光などの影響を大幅にカット。

    より正確な温度の測定が可能となります。放射率0.05から測定が可能です。

  • 狭いスペースにも

    遮光板ではスペースが取られ設置できない場所にも、TMHX-CM0250-0020E004ならば遮光フード形なので収まります。

  • InSb(インジウムアンチモン)素子採用で性能と安定性が大幅アップ

    従来のサーモパイル素子は赤外線をいったん熱に変換してから電気信号に変換するため、応答時間短縮に限界がありましたが、TMHXシリーズはInSb(インジウムアンチモン)素子を採用することで、赤外線をそのまま電気信号にダイレクト変換。常温測定にて世界最速の応答時間を実現し、測定時間が大幅に短縮されました。

    InSb(インジウムアンチモン)素子採用で性能と安定性が大幅アップ

    また、安定性も大幅に向上しています。InSb(インジウムアンチモン)素子により 2~6.8μmの間の短い波長を使用しているため、金属(鉄、SUS、クロム等)の温度測定時に従来より2倍近い数値の放射率設定値が期待でき、さらなる安定性が見込めます。

  • 同光軸LED照準方式で位置合わせが簡単

    「同光軸LED照準方式」は、温度測定範囲が目で見た状態に近いため、位置合わせが簡単にできます。測定範囲をワークの測定部分に適切に合わせられる為、長距離でも正確な温度測定が可能です。また、ワークをはみ出して設置していないかのチェックも可能です。

    同光軸LED照準方式

  • コスト削減に

    アナログ出力標準装備のため、表示器は必ずしも必要ではありません。複数台の使用の場合は費用を節約できます。

    以下のオプションがあります。

    パラメータ設定器PWCX;1台あれば複数台の温度計のパラメータを設定できます。温度表示機能付きです。

    USB-RS232C変換器PWUX;PCに接続して温度計のパラメータを設定できます。無償版ソフトPWSX-Fと組合わせて使用します。PC上で温度表示も可能です。

    パラメータ設定セットPWZX;PWUXと有償版ソフトPWSXのセット品です。無償版ソフトPWSX-Fの機能に加え、PC上へのパラメータ保存、測定値のグラフ表示が可能です。

    表示設定器TMCXシリーズ;もちろん表示設定器も使用可能です。温度計と表示設定器を組み合わせることで多彩なオプション機能が追加されます。

  • 設置環境を選びません

    アルミボディを採用することにより、堅牢性、耐熱性、耐薬品性がアップし、IP67相当の防塵構造です。左右対称設計なので設置もしやすくなりました。また、ケーブル線を太くし断線対策も強化しています。

    さらに豊富なアクセサリが揃っていますので、過酷な環境下でも安定した測温ができます。

  • 安心の長寿命

    駆動部品(モーター)が無い為、これまで必要だった定期的な交換や修理が 必要なくなり、安心して長期ご使用いただけます。

  • CEマーキング適合品です

    CEマーキングに適合していますので、ヨーロッパ向けの既存設備・装置に温度計だけ後付でも手続きが簡単です。


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仕様・光路図

印刷する

型式 TMHX-CME0250-0020E004
温度範囲 50~250℃
実効波長 2~6.8μm
検出素子 InSb
標準測定距離 20mm(有効測定距離10~30mm)
※10mmと30mmの距離での標的サイズは光路図をご確認ください。
標準標的サイズ φ4mm
照準 LED 照準
精度定格 ±5℃(温度校正は放射率1.0にて)
再現性 ±2℃
測定分解能 2℃以下
応答時間(スムージング機能にて可変可能) 0.05~5s(0~ 95%アナログ出力)
ウォームアップ時間 3min
アナログ出力(非絶縁)出力タイプ(切換) DC4~20mA,DC0~20mA,mV/℃,DC0~1V(オプションで0~5V・0~10Vあり)
RS232C 出力(RS232C 準拠、非絶縁) 出力スイング幅:約±4V、通信速度:4800,9600,19200,38400,57600,115200 bps
アラーム出力(非絶縁) オープンドレイン:DC27V、0.2A
ピークホールド リセット方式(選択) [1]時間:0.01 ~ 10s可変 [2]放電:時間0.01 ~ 10s、レベル0.2 ~ 1.0
放射率補正 保証範囲 0.05~1.0
設定範囲 0.050~1.000(設定分解能0.001)
反射補正機能付
センサ補正機能 スパン;0.500~2.000
ゼロ ;-50~+50℃(°F)
使用周囲温湿度 0 ~ 70℃ (保存周囲温度:-15 ~80℃)/30~85% RH(結露のないこと)
電源電圧 DC4.7 ~ 27V、0.1A Max (精度保証は4.7~13V)
アナログ出力0~5V 時; 8~27 V/ 0~10 V時;13~ 27V
ケーブル長(標準) 2m
外形図 HX-C1+遮光フード

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外形図・配線図


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2D・3D CAD

※英字の羅列が表示される等、上手くダウンロードが出来ない場合は、下記の手順でダウンロードしてください。
「ダウンロード」の文字を右クリック→「対象をファイルに保存」を選択→デスクトップなどに保存

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オプション


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