石英ガラス越しにワークの温度を測定できる!放射温度計のご紹介
ジャパンセンサーの放射温度計『TMHX-TMEシリーズ』と『TMHX-CQEシリーズ』は石英ガラス越しにワークの温度を測定することが可能です。
「炉内の温度分布を変えたくない」
「ワークに熱電対を貼り付けることができない」
「熱電対が劣化してしまう…」 など
接触式温度計では困難な課題に、非接触で石英窓越し温度測定が可能です。
炉内や容器内にある物体の温度を測ることで
製造プロセスの均一化や異常検知・新しい温度制御の実現にお役に立ちます!
▲なぜ石英ガラス越し温度測定ができるのか?
TMHX-TME / TMHX-CQEシリーズは、
石英の分光特性のうち透過率が高くなおかつ反射率が
低い波長の赤外線エネルギーを捉えることで温度測定を実現しております。
以下に石英の分光特性を示します。
透過率が高い波長を捉えることで石英ガラス越しを可能としております。
また、反射率が低い波長を選択しているのは、
石英ガラスに反射した加熱源などの外乱光の影響を防ぐ目的があります。
このように石英ガラスの特性を考慮しているため石英ガラス越しの温度測定が可能です。
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気兼ねなくご相談ください。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
今後ともジャパンセンサーをよろしくお願い申し上げます。