真空槽内の温度測定を可能にする放射温度計
弊社は放射温度計の専業メーカーとして様々な温度測定案件に
対応してまいりました。
今回はその中から真空槽内の温度測定についてお話いたします。
真空状態での加熱実験など真空槽内のワークの温度を測りたいとき、
「温度計をそのまま槽内に入れるわけにはいかないし。。。」
と、お困りになった事はないでしょうか。
そんなとき、ジャパンセンサーでは以下の方法をご提案しております。
真空槽内のワーク温度を測る方法 その1
真空槽窓越しに槽内のワーク温度を測る。
ワーク温度が高い場合、石英窓を真空槽に取り付けていただき、
放射温度計 FTKX / FLHX シリーズで窓越しにワークの温度を測定します。
ワーク温度が低い場合、CaF2窓やサファイヤ窓を真空槽に取り付けていただき、
放射温度計 TMHX-Cシリーズで窓越しにワークの温度を測定します。
温度計により感度波長帯域が違いますので、それぞれに合った波長を透過する
窓材を用意するのがポイントとなります。
真空槽内のワーク温度を測る方法 その2
真空フィードスルーを使用して真空槽の内と外を光ファイバで接続し、
ファイバ型放射温度計FTKXシリーズで真空槽内のワークの温度を測定します。
こちらの方法のメリットは真空槽内にファイバヘッドが入るため
ワークや温度計を比較的自由に配置することができます。
※真空フィードスルーを使用する方法は、特注対応となります。
こちらにご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。
この他にも放射温度計専業メーカーとして培った様々な事例がございます。
温度計測でお困りでしたら一度ジャパンセンサーへご相談ください。
ご覧いただいた内容でご不明点等が生まれましたら、
問い合わせフォームからも、
ご質問をお受けしておりますので気兼ねなくご相談ください。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
今後ともジャパンセンサーをよろしくお願い申し上げます。