ファイバもギックリ腰?

放射温度計にも曲げの限界があります。ファイバには許容曲げ半径というものが決められておりそれを超えると最悪ファイバが折れてしまいます。

ファイバが折れてしまった放射温度計は照準光も出せず、温度測定も全くできなくなり、修理しないと使い物になりません。

ファイバが折れると「温度が低くなる」「温度が出ない」「LEDやレーザ照準が見えづらくなる」といった症状が表れ、品質管理で使用されている温度計が使えない、となると不良が検知できなくなり不良が出る・・・というケースがあります。

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許容曲げ半径はファイバのコア径によって異なります。

例えばFTKXシリーズは、ファイバコア径φ0.6㎜は150㎜、φ0.2㎜とφ0.1㎜は70㎜ です。

ファイバの許容曲げ半径を確認して大切にいたわってあげましょう。
もちろんギックリ腰の人も。

…とはいえ、うっかりファイバをひっかけてしまったりすることもあるかもしれません。

最新のファイバ型温度計FTKXシリーズなら、ファイバの外側を覆っている蛇管が従来品に比べ丈夫で、ファイバが折れない程度までしか曲がらないようになっています。

万が一不慮の事故が起きてもファイバ折れが起きにくくなっています。

是非新規購入や設備更新の際には是非ともファイバ型放射温度計FTKXシリーズをご検討いただければ幸いです。

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