よくあるご質問
交流と直流はどう違いますか?【電気一般について】
【交流と直流】
[交流(AC)] (Alternating Current)
プラスとマイナスが、交互に繰り返す波形です。
電気には、直流と交流がありますが、家庭で日常使っている電気は、交流 100V です。
いつも使っている電気が交流だということは、交流が、使いやすい便利な性質を持っているからです。
たとえば、交流は、トランスによって、電圧を容易に変えることができます。
上図の交流は、波形が正弦波形、
V = Vm sin(ωt)
で表される、最も普通の交流です。ただし、交流は、正弦波形には限定されません。交流波形の条件は、
(a) 繰り返し波形であること。
(b) プラス/マイナスに変化し、平均値がゼロであること。
の 2 つです。平均値がゼロで無い波形は、平均値がゼロである交流波形と、直流との和で
表すことができます。
新幹線や一部の電気鉄道ではAC25,000V またはAC20,000V が架線電圧として使用されています。
[直流(DC)] (Direct Current)
一定の電流値が続く波形です。身近な直流の代表例が、電池(バッテリ)です。
また、パソコンなど、多くの電子機器は、直流で動作しています。
これらの機器を、交流の 100V 電源に接続して、使用するときは、機器の内部で、交流を
直流に変換しています。一般の電気鉄道ではDC1,500V が架線電圧として使用されています。
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