第17回 針の穴をも通す測定?! ~広角ヘッドのご紹介~
たまにいただく、細い穴の先にあるワークの温度を測りたいというご要望。
普通の放射温度計では、ほとんどケラレてしまって穴の先の温度は測れないのですが、
ジャパンセンサーでは光ファイバを穴の中に通して穴の先にあるワークの温度を測ります。
[ケラレとは?]
光路の一部が遮られることをいいます。続きを読む>>>クリック
このセンサヘッドからファイバが突き出たタイプの温度計、前モデルのFTK9では、
標準ラインナップの中に「広角ヘッド」という名称でカタログに載っていましたが、
FTKXになりカタログからは消えてしまったため、もう製造していないと思っている方も
いるのではないでしょうか。
いえいえ、ちゃんと作っております。穴の長さも50センチまで対応可能です。
ジャパンセンサーの「広角ヘッド」はこんな形をしています。(FTK9シリーズ)
さらに3つの波長帯(0.8~1.0μm、0.8~1.6μ、1.95~2.5μ)、超高速応答(0.1ms)も可能!
是非このような案件がありましたら、弊社営業に「広角ヘッドありますか?」と
お声がけください。
喜んで対応いたします。